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ハイゼンベルグの顕微鏡

 年内の研究活動が取りあえず終了。
 恥多き一年だった。
 支援してくださる方々のためにも、今後は性根を入れ替えて、精進していかねばならない。

 このように前向きな気持ちにすら、なかなか至れなかった。
 研究は心身を損なう危険が多く潜んでいる。
 本ブログタイトルの大元、広島文理大の理論物理研究所にても、文献で見る限り、一日の内の多くを議論や計算に費やした結果、心身を損なって長期休養を余儀なくされるシーンがうかがわれた。

 このように当時の気鋭も苦しんだのであるから、弊方ごときが無事に渡り歩けると思っていたことが、そもそもの間違いなのであった。

 タイトルに思考実験の一つ、ハイゼンベルグの顕微鏡を置いた。
 先日の講演会で、金属の表面状態の解析にて、アルゴンをぶつけて発光を見る分光法などの議論があった。
 しかし、ぶつけた時に炭素などが飛んで行ってしまうので、正確に表面状態が知れない?といった内容に聞こえた。

 金属の専門家ではないので怪しい理解だが、タイトルへの連想ということで、本日は筆をおく。

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