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マテリアルズ・インフォマティクス②~計算機的手法を超えて~

(英語版Wiki「Materials Informatics」の続き…copyleft all rights reversed万歳)
題がBeyond computational methods?とあるんですね…情報科学視点ということかしら?

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 マテリアルズ・インフォマティクスの概念は、Materials Research Societyによって取り上げられています。例えば、マテリアルズ・インフォマティクスは、MRS Bulletinの2006年12月号のテーマです。このお題は、Cambridge UniversiyのDavis Cebon、Innovative Materials, Inc.のJohn Rodgersの寄稿、「高成果(high payoffとあります)のための開発手法~材料挿入の加速と、それによる数百万ドルの投資節約」で述べられています。

 著者は、マテリアルズ・インフォマティクスの限定された定義、「材料に関する科学技術データの処理と解釈への計算方法論の応用」に焦点を当てています。「データ収集、管理、分析、および普及のための特殊化された情報ツール」と「コンピュータの進歩と計算モデリング、シミュレーションおよび材料特性データベースの連動」により、材料の挿入の加速が可能になると述べています。

 この視点は普遍的に持たれたものではありません。 より広い定義では、実験の実行と同じ計算的方法の使用を超えたものです[2]。情報科学の進化的視点は、実験での測定や理論計算が単なるデータポイントではなく、より大きな探索を達成するための収集力を用いた情報ベースの学習プロセスの一ステップとなるフレームワークを創造します。適切に組み立てられると、このフレームワークは材料の境界を横切って物理的、機械的、工学的特性の基礎に関する基礎知識を明らかにしてくれます。

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実験で手が届かないところを計算シミュレーションで補ったり…的な?
それで実験値と照らし合わせて、全体の描像を明確にしていこう…ってかんじでしょうか?
あってる?