違うものは違うのだの巻
何が言いたいのかというと、異なる物理現象を同じ言葉で表現したらよろしくないというお話。
最たるものが「昇華」よな。
これ、固体⇒気体のことだと言われたらしっくりくるんですけど、
気体⇒固体も同じ「昇華」。だからしっくりこないのだ。
それについて日本化学会さんが2015年から議論しておられる。
公益社団法人日本化学会 | 新着情報 | 高等学校化学で用いる用語に関する提案(1)
ところで昇華はsublimationだ。
その逆は、英語版Wikiではdepositionになってる。
半導体メーカーのみなさんにはおなじみ、「堆積」なのだわ。
時に、ワタシの本題はこっちじゃない。
本業で出てくる「軌道」、すなわち電子軌道のことがいいたかった。
惑星はorbit、「軌道」。
電子とかはorbital、・・・これも日本語では「軌道」なのねぇ~~。
ちなみに中華圏ではorbitalを「軌域」と呼ぶ。
うむ・・・。
藤井太洋さんの「オービタル」、未読なんでこの機に読もうかしらな。