黒体放射①~ウィーンの変位則~
黒体ってのは、完全結晶や絶対零度みたいな理想概念ですよな。
これが現在もっとも黒い黒体だそうよ。
要するに、もっとも効率よくエネルギーを吸収して、自分の熱にしちゃう物体のことだね?
それでいいかしら?
で、この黒体を内側の壁にした炉だと、もっとも理想的に熱光の研究ができるわけですね。
ウィーンの変位則
放大の教科書には「ウィーンのずれの法則」とあるよ。
Wien's displacement lawだよ。
黒体の絶対温度と、放射光を代表するといえるスペクトルのピークの波長の関係式だよ。
これっ、意味わかんなくていろんな本読んじゃったよ。
じゃあ、夜明けの太陽黄色く見えたからで、太陽の表面温度計算してみようぜ。
夜明けの太陽は5225ケルビンと出ましたわ。。。
太陽の表面温度 - Google 検索
朝イチは夏場でもひんやり涼しい風が瀬戸内に吹くことを考えれば、google先生の結果ともよく一致する。
よしよし、もいっちょ。
炭火焼の炭は赤黒く発光しとる。これでいってみよう。
じゃ。一般に七輪焼きは800度くらいかな?
・・・サンマが焦げる通り越して気化しかねんだろ。
そう、ウィーンの放射則は、高振動数帯域でよく一致しても、波長長くなるとサッパリなのだ。
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