黒体放射③~レイリー=ジーンズの放射式~
前回、黒体放射(空洞放射とも呼ぶ。炉の中の空洞だから)のモードについて勉強しました。
のはなんじゃらほい、で引っかかってたけど、
定在波なんだから、壁に向かっていく波と壁で反射して返ってくる波で距離なんだよ、というもんだいちゅ。
炉の中の電磁波に関する情報をまとめます。
振動モードと波長の関係は、 波数ベクトルは、 3次元に拡張、 |
これぞ波数ベクトルってやつですな。
式を見るからに、球の公式にそっくり。
っていうか、球なんですね。
ここで、波数を軸にとった仮想空間、「波数空間(空間でもよくね?)」という考え方を導入するよ。
わたしたちが普段生活している空間(「実空間」というよ)ではない、特殊な空間なので、すんなり「あ、そうなってるんだ」とならなくって、今まさに苦労中(;ω;
さておき、モードはマイナスにはならないので、半径の球の、全軸正の範囲内だけ考えれば良いのです。
よって考える系は
図、いつも「間違ってるって言われたらどうしよう」って緊張しながら貼ってます。
いいかげんにならないように、一生懸命頑張って考えはするんだどもな。
今回考える空間は、この球のの部分だよ。
さて。
放射強度を得るために、考える系の振動モードの総数を計算しましょう。
光は進行方向に対して垂直に振動する横波、かつ偏光による2自由度を持つので、
ここで、波数もしくはモード数と振動数の関係を確認。
よって、モードを振動数で表すと、
だなや。
これをの式に代入すると、
ここで、生井澤先生小形先生の「量子物理」では、
「これより、体積当たりのの光の自由度は
で与えられる」
と、いきなり(オラにはそう感じるんだ)が出てきます。
えっ。
?
どこからでてきたのだ、この微小体積面積みたいな記号は。(振動だから、微小振動ですな。)
そして教科書では、この「光の自由度」というものをもとに輻射強度を導出する流れになっておるんですね。。。
いっぱいネットで探して、球殻の体積やらblack body in cavityやら(MITのが勉強になった)調べたんだけど・・・
いまいちしっくりきません。
今のところ納得いくのは、
「波には不確定性関係があるので」
というYahoo知恵袋の回答は一番。すごいなヤフー。
ちょっといったんエネルギー密度の式にして、エネルギー等分配則をあたえて休憩。
・・・こんな導出記事じゃ納得いかないぞ!(笑
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