応援いただけましたら励みになります(・ω・)ノシ       にほんブログ村 科学ブログ 物理学へ

角運動量①

気の向くままに古典力学のおさらいでござる。
角運動量について。

これは直線じゃなくて円なんで、ちょっと解釈に癖がある感。

きっと惑星の運動あたりで一生懸命開発されたんでしょうね。

 ANGULARLINEAR 
 {\theta=\omega t}{x=vt}
速度{\omega=\displaystyle\frac{d}{dt}\theta(t)}{v=\displaystyle\frac{d}{dt}x(t)}
加速度{\alpha=\displaystyle\frac{d^2}{dt^2}\theta(t)}{a=\displaystyle\frac{d^2}{dt^2}x(t)}


ここまではいいんですじゃ。
ここまでは。

問題は運動方程式でござる。

 ANGULARLINEAR 
運動量の方程式 {L=I\omega}{p=mv}

ここで角運動量のほうについて、{I}が慣性モーメント、{\omega}は角速度、{L}は求める角運動量です。

でましたな、慣性モーメント。
なんとなくわかる。だって体感可能なんだもん。
エレベーターのお話や、電車の発車停車や…。

でも文系人間なんで、言葉で記述されないとすっきりいたしません。
英語版のWikiから。

「慣性モーメント(momentum of inertia)は、回転運動において、並進運動の質量の果たす役割を果たしますーどちらも運動の変化に抵抗する特性です。 イナーシャは、質量が、回転軸の周りにどのように分布しているかに依存します。選んだ軸にもさまざまに依存しますー。質点のように、ある軸の慣性モーメントは、{mr^2}で与えられます。ここで、{r}は点の軸からの距離、{m}は質量です。剛体に拡張すると、慣性モーメントは問われる軸からの距離の平方{r^2}に質量{m}をかけた微小片の総和です。一定の形状と均一な密度の物体(body of a regular shape and uniform density)に拡張すると、この総和は、物体の次元、形状および総質量に依存する簡潔な表現を与えることがあります(sometimesは科学においてはどう訳するべきでしょうかな)。」


見事なcognitive load,申し訳ございません。


「1673年,クリスチアン・ホイヘンスは,旋回軸(pivot)から吊るした物体,「振り子(compound pendulum:同じ水平軸で振れる,振り子時計の振り子みたいなやつのことです)」の振動(oscillation)の研究で,このパラメータを導入しました. 慣性イナーシャという用語は,レオンハルト・オイラーによって,1765年の彼の著書,「Theoria motus corporum solidorum seu rigidorum」で紹介されました.そしてそれはオイラーの第2法則に組み込まれました.」

・・・うむ、これくらいにしておこう(涙

えええニウェイ、{p=mv}の回転ヴァージョンを出すときに、
質量{m}のところに、それに見合うなにかを考え出したのでありましょう。

それがこの{I},慣性モーメントなのですなぁ.

(続くべきだ)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
↓応援いただけましたら励みになります(・ω・)ノシ
にほんブログ村 科学ブログ 物理学へ