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微細構造定数〜fine structure constant〜

wave-geometry.hatenablog.com


なぜかこの記事がよく読まれていて,謎です.

タイトルの微細構造定数.


{\alpha\equiv\displaystyle\frac{e^2}{4\pi\epsilon_{0}\hbar c}\simeq\frac{1}{137.036}}


時はスペクトルのとびとび輝線研究の時代.

ボーアレベルを基準に考えて,そこからどれだけずれたり分裂したり...を考えたんですかね?

で,ひとつ目はこの微細構造ですじゃ.


{\alpha < 1}


なので,これの何倍ごとにさらに細かくなっていくヒエラルキーを考えたんですな.
これはちなみにGriffiths先生の教科書による.

で,


{\alpha^2 mc^2}:ボーアレベル
{\alpha^4 mc^2}:微細構造
{\alpha^5 mc^2}:ラムシフト
{(m/m_p)\alpha^4 mc^2}:超微細構造


となるようですじゃ.