1963年の日本物理學會誌に,「重力の正体」と題する三村剛昂の記事がある.
1935年あたりのNatureで,シュレーディンガーが「時間も空間も『mere frame』」と表現しているが,波動幾何学が対象としたのはその時空のほう,すなわち額縁であり,絵の方ではない.
この間のヒッグス粒子は質量獲得メカニズムの解明で絵の方だ.
この記事は,以下の言葉で結ばれている.
「光の正体は電磁波である」と同様,「重力の正体は」に対して回答は出せないだろうか…….
それともやはり,これは額縁ばかりの研究になるのだろうか.
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