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2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ちょっと一息

若くなくなってから数学や物理を学び始め、もう5年目くらいだろうか。 学びなおしではない。もとより学んでいなかったことなのだ。 微分積分は場合によっては数Ⅲの内容、高校数学である。しかし積分公式などはいまだに引っかかることが多い。 級数展開や部分…

電磁波について③

マクスウェルの式を思い出してみる。 ここで、任意のポテンシャル、ベクトルポテンシャルと、スカラーポテンシャルを導入する。 磁気単極子のないことを示す磁場の勾配の式が表すように、発散のない場は回転していることを意味する。回転がゼロの場は、スカ…

三村剛昂と広大理論物理学研究所

今年の夏休みの間、すなわち8月中のこと、広島市こども文化科学館にて、「三村剛昂と広大理論物理学研究所」の題で特別展示があった。 波動幾何学研究所たるものが、なんたる迂闊なことだろうか。 私がこの催しに気付いたのは、最終日の8月31日のことだった…

原理・定理・法則

言葉の定義の確認に過ぎないが、きちんとした学問を修めたいのなら、ないがしろにはできない。【原理】principle 法則の中でも、他の法則や理論からは導き出すことの出来ない最も基本的なもの。【法則】law ある現象とある現象の間に成り立つ関係のこと。自…

重力の正体

1963年の日本物理學會誌に,「重力の正体」と題する三村剛昂の記事がある. 1935年あたりのNatureで,シュレーディンガーが「時間も空間も『mere frame』」と表現しているが,波動幾何学が対象としたのはその時空のほう,すなわち額縁であり,絵の方ではない…

コンプトン散乱

時間軸が前後しているかもしれないが,光量子仮説とその実証について. アイシュタインの初期の論文,光電効果について.発表当初,この考えは広く受け入れられることは無かったようだ. ミリカン,コンプトンの実験を経て,ようやくアインシュタインの説が…

光の性質

光の屈折について、変分原理の学習例題で学んだのがフェルマーの原理である。 フェルマーと聞けば最終定理が有名かもしれないが、幾何光学の原理としてこれも彼の仕事である。左半分の灰色はプールサイド、水色がプールと思っていただきたい。 英語版のWiki…

Wave Geometry、波動幾何学について

唐突に主題に入る。 波動幾何学(Wave Geometry)は、1935年から広島文理科大学で研究されていたテーマである。 三村剛昂、細川藤右衛門、岩付寅之介らが主となっていたようだ。 『波動幾何学は「物理学即幾何学」という立場に立って時間空間と自然法則とを…

電磁波について②

先日のローレンツの式に続き、電磁波の話。 マクスウェルの方程式は、四つの式で電場と磁場の運動を表している。 このすっきりした表式に至るまでに、場が回転と発散で定義できること、ガウスの公式とストークスの公式が必要だった。 ナブラの後ろがドットだ…

竹原、理論物理学研究所跡。

週末を利用して、広島県竹原市に一泊旅行した。 関東からおいでの、直近の派遣社員時の、職場の社員さんがずいぶんな竹原通で、もう7,8度目だという。 竹原の町並み保存区域では、「マッサン」関係、そして駅前のあいふる316商店街もあわせると、アニ…

電磁波について

自分にとって分かり良い分野からおさらいしていく。 まずは電気、電場と磁場から。ローレンツ力の式は、電場と磁場の変位が個別に起きることを表している。 位置ベクトルもボールドにしたいのに上手くできなかった。でないと表現がベクトルの外積にならない…

メモ:相対論的粒子エネルギー

特殊相対性理論によれば一般に,質量の粒子のエネルギーと運動量は,で表される.(式は1次元様式) 運動量の方にを掛けて,エネルギーの式から運動量の式を引いてみると,よって相対論的粒子エネルギーは,光子は光速で運動するので,分母のは1マイナス1で…

シュレーディンガー方程式

研究、そして私の学問の根底、シュレーディンガー方程式です。当時は既にアインシュタインの特殊相対性理論が出ており、ド・ブロイの物質波のアイデアにも触発されて完成した式のようですね。量子力学 ブログランキングへ

理転前の思い出

私はガチガチの文系の出身で、数学の勉強をきちんと始めたのは36歳の時でした。因数分解くらいしかわからなかったので、逆にきちんと数論から勉強すると、大変面白かったのです。そのとき仕事で車載部品のQCをやっていたのですが、正規分布というものに出会…

DLC。

研究で、ダイヤモンドライクカーボンなるものに初めて接した。世の中は進んでいるなぁ。

テスト

数式表示テスト