フェルミエネルギー・全エネルギー2
前回の続き…というかあまりにもいい加減だったんで(汗
簡単?
う~ん…
まず、ここはk空間ですだ。
この原点が最安定状態、もっともエネルギーの低い状態に違いないですじゃ。
原点から順番に格子点(k点)を埋めていきますだ。
一つの状態には2つの電子がカウントできますじゃ。
となるとこの格子点は軌道そのものですだなぁ。
…全部埋め終わりましただ。
ここで考えるエネルギーの最も高い位置が、この球(2Dなんで円ですだども)の表面の部位ですじゃ。
これは2Dの場合ですだな。
エネルギーは
で、そもそもここは固体物理ですだ。
所与の系は周期境界条件が適用されますだ。
ブロッホの定理ってやつですだな。
ここから、
よって
…ここから、
が導き出されるわけで。
このkを使いますだ。
…とってつけたように添え字を入れちまいましたが、これは1次元の場合で、3次元に拡張すると、こうですだ。
ガシオロ先生は「縮重してるから気を付けろ」っていうとられるが、今はピンとこん。
…あ・・・の組み合わせがでもでも同じになる可能性があるってことか!
いまわかったわ(・ω・)
さああ、求める目標は、電子数ですじゃ。
これは求めるフェルミ球の、フェルミ面内側の格子点の数×2(1格子点にスピンの異なる電子が入れおるから)、すなわち
それから、フェルミエネルギーは
ここでなので、
変形して
これを(1)に代入しますだ。
とであわんじゃにゃーか、そう思いましたが、授業でセンセがテクニックを見せて下さったのじゃ。
うむむ、お見事。
これを使えば、
「エネルギー未満の電子数の数」は、上記のごとしですだ。
さらにもっかいテクニック使ってを外に出しますだ。
すなわち、
ですだな。
それ、
例えばその体積をとおくと、電子密度は
…と、電子密度があらわされましたな!
ここからフェルミエネルギーと電子密度の関係までもっていきますと、
久々に(;ω;)感涙
(続く)
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